一個食べて、次が欲しくなる甘さの微調整

LEAF PIE INTERVIEW

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一個食べて、次が欲しくなる甘さ。

膨らみを安定させる水分量と、もう一個食べたくなる控えめな甘さ。手作りだからこそできる、リーフパイの細かな味づくりを店長に聞きました。

01水分を見直し、膨らみを安定させる

聞き手

リーフパイを最初から買ってしまうのではなくて、素朴な素材から自分で混ぜ込んでいくということで、労力はすごく大変かと思うんです。メリットとしては、材料を自分の好みに仕上げることができる点だと思うんですが、分量だとか、配合はどうしているんですか?

店長

もともと修業時代にやっていたレシピがあって、そのまま一回こちらへ持って帰ってきて、試作して作ってはみたんです。今の配合より、修業時代のレシピのほうがちょっとだけ水が多かったんです。水が多ければまとまりやすくなって、作業性はちょっとよくなるんですけど、やっぱり膨らみが安定しなくて。水分が多くなっちゃっていたので、もうちょっと水を減らしてみようかなとか、粉を増やそうか、水を減らそうかと考えました。そこは本当に微調整しながら、今やっている配合にいじりました。

02一個食べて、次が欲しくなる甘さ

聞き手

なるほど。自分好みに。いつもパティスリー・ナカヤマさんの商品って、糖分がちょっと控えめですよね。

店長

控えてますね。甘すぎるお菓子が好きじゃないんで。1個食べて「もう2個目はいけないわ」みたいにはしたくないんです。ショートケーキを1個食べて、「お腹いっぱいだわ」とかにはなりたくないんで。甘さはちょっと控えめにしておいて、理想は一個食べても「もう食べちゃった」「もうない」みたいな感覚。お客さんにそう思ってもらうのがベストです。

聞き手

モンブランもそうですよね。まさに、ああいう印象だと思います。リーフパイについては、非常にシンプルで、このまま包んで販売されているじゃないですか。例えばクリームをつけたり、あんこを入れたりすることはないんですか?

店長

日持ちはしなくなりますけど、ありはありです。ぶっちゃけ、これ分厚いじゃないですか。分厚いから半分にして、その間にカスタードクリームを詰めるとか、生クリームとあんこを詰めるとかでも、成立するとは思うんです。

03二週間の日持ちと、手仕事の表情

聞き手

ああ、そっか、そっか。やっぱり、その日売りみたいになっちゃいますよね。賞味期限はどんどん短くなっちゃう。いまのシンプルなままなら、次の日もいけますか?

店長

はい。うちは焼き菓子を2週間の日持ちで販売しているんで。

聞き手

あ、リーフパイも?

店長

リーフパイも、です。焼き菓子は、うちでは2週間の日持ちでやっているんで。

聞き手

でも今日作ったリーフパイを今日食べられるの、めっちゃ楽しみです。これ、確かに見た目は全部、膨らみ方が違いますね。

店長

手作業の差が出ますよね。

聞き手

これ、今、色がついてきている状態?

店長

今、色がついてきてますね。超ゆっくりですけど。

聞き手

これ、タイムラプスなんで、ちょっと見てみて、差が分かればいいなと思っているんですけど。ちょうどこの光で、変わってきているところ。